運転中にスマホを見る、手に持って通話する、カーナビを注視する。こうした「ながら運転」は、重大事故につながる危険な行為です。
特にトラック運転手は、会社や荷主との連絡、ナビ確認、待機連絡などでスマホを使う場面が多くなりがちです。この記事では、ながら運転の罰則、違反になりやすい行為、仕事中にできる対策をまとめます。
現役社長より
スマホ確認は停まってから。運転中の一瞬の確認が、事故にも免停にもつながります。仕事の連絡でも、走りながら操作しないことが大事です。
ながら運転とは?
ながら運転とは、一般的に運転しながらスマホや携帯電話を使ったり、画面を注視したりする行為を指します。道路交通法では、運転中に携帯電話などを手で持って通話する行為や、画像表示用装置を注視する行為などが問題になります。
- スマホを手に持って通話する
- スマホの画面を見る
- メッセージを読む、返信する
- 走行中にカーナビを操作・注視する
- 地図アプリや配送アプリを走行中に操作する
参考:警察庁「やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用」
ながら運転の罰則
| 区分 | 内容 | 罰則・点数など |
|---|---|---|
| 携帯電話使用等(保持) | スマホなどを手に持って通話、画面を注視 | 6か月以下の懲役または10万円以下の罰金、違反点数3点、反則金あり |
| 携帯電話使用等(交通の危険) | スマホ使用等により交通事故などの危険を生じさせた場合 | 1年以下の懲役または30万円以下の罰金、違反点数6点、反則金の対象外 |
反則金は車種によって異なります。大型車は普通車より反則金が高く、仕事中の違反は会社にも大きな影響が出ます。
トラック運転手が注意したい場面
- 荷主や会社からの電話に出ようとする
- 配送先の住所を走行中に入力する
- 地図アプリを拡大・縮小する
- LINEやメールの通知を確認する
- 信号が変わる直前までスマホを見ている
- 待機場所を探しながらスマホを操作する
仕事の連絡でも、走行中に手でスマホを操作すれば違反や事故につながります。停車できる場所を先に探してから操作する習慣が必要です。
信号待ちならスマホを見てもいい?
信号待ちで完全に停止している場面でも、発進が遅れたり周囲確認がおろそかになったりする危険があります。少しでも車が動けば走行中の扱いになる可能性があるため、スマホ操作は安全な場所に停車してから行うのが確実です。
カーナビ操作は違反になる?
カーナビや車載モニターも、走行中に画面を注視したり操作したりすると危険です。ルート設定や配送先の入力は、出発前または安全な場所に停車してから行いましょう。
タバコや飲み物はながら運転になる?
タバコや飲み物そのものが携帯電話使用等違反になるわけではありません。ただし、前方不注意やハンドル操作ミスにつながれば、安全運転義務違反など別の問題になる可能性があります。
ながら運転を防ぐ対策
1. 出発前にナビと連絡先をセットする
走り出してから目的地を入力すると危険です。出発前にナビ、配送先、休憩場所、連絡先を確認しておきましょう。
2. スマホは手の届きすぎる場所に置かない
通知が見える位置にあると、つい確認したくなります。運転中に操作しない前提で、ホルダーやバッグの位置を決めておくのがおすすめです。
3. 電話は停車して折り返す
会社や荷主からの電話でも、無理に走行中に対応しないことが大切です。安全な場所に停車してから折り返すルールを作っておくと安心です。
4. ハンズフリーは「操作しない」が前提
ハンズフリー通話は便利ですが、スマホを手で操作したり画面を見たりすれば危険です。使う場合も、発信・設定は停車中に済ませておきましょう。
自転車のながらスマホにも注意
令和6年11月1日から、自転車運転中の携帯電話使用等についても罰則が強化されています。仕事で自転車を使う人や家族に自転車利用者がいる人も、ながらスマホをしない意識が必要です。
まとめ|スマホ操作は停まってからが一番安全
ながら運転は、罰則が重いだけでなく、重大事故につながる危険があります。トラック運転手は走行距離が長いぶん、スマホやナビを触りたくなる場面も多いですが、操作は必ず安全な場所に停車してから行いましょう。
- スマホを手に持って通話・注視すると違反になる
- 事故など交通の危険を生じさせるとさらに重い処分になる
- ナビ操作も走行中は危険
- ハンズフリーでもスマホ操作は停車中に済ませる
- 仕事の連絡は安全な場所で折り返す
現役社長より
連絡より安全が先です。スマホを触るなら停車してから。このルールを守れる人が、長く信頼されるドライバーです。

コメント
[…] 11月に「ながら運転」の記事を書きバズってPVが伸びましたが、その後はすぐに元のPVに戻りました。 […]