カウンターリフトの積み方

車両

トラックにフォークリフトを積む作業を説明します。

扱っているトラックはセルフローダーです。

フォークリフトを積むトラックもいろいろありますが、荷台が動くタイプのものを説明していきます。

 

【フォークリフト積む手順】

  1.  PTOのスイッチ
  2. トラックの荷台を動かす
  3. リフトを操作
  4. フォークリフトの引張
  5. スライド、アウトリガーを戻す
1.PTOのスイッチ

PTOのスイッチをクラッチを踏みながら押しPTOをいれます。

ボタンを押したあとクラッチを踏んでも、大丈夫です。

 

2.トラックの荷台を動かす

トラックの荷台を動かします。

アウトリガーを上げ、スライドを下ろします。

荷台を動かす際は、周囲に注意し動かしましょう。

トラックにウィンチがついている場合

ウインチを荷台の一番後ろより少し出るくらいまで伸ばします。

 

3.リフトを操作します。

エンジンをかけサイドブレーキを下ろします。

トラックの後ろまで後ろ向きで真っ直ぐつけます。

マストを半分くらいあげて、マストをかかえます。(運転席側にかかえる。)

マストを上げないとフォークリフトを上げる際

爪を引きずってしまいます。

 

4.フォークリフトの引張 

フォークリフトの後ろにウィンチをかけるところがあるので、ウインチを引掛けます。

必ず運転席に自分が乗りウィンチを引っ張ってください。

ウインチが切れたりする場合もあります。

リフトに乗車しブレーキやハンドル操作できるようにしていましょう。

ウインチを引っ張り、スタンションや枕木にタイヤをあて固定します。

サイドブレーキを引きマストを地面と平行にし、マストを下げ爪を地面に並行につけましょう。

リフトのエンジンを切ります。

  

5.スライド、アウトリガーを戻す。

スライドを戻しトラックを走行できるようにします。

ウインチ部分1点しか締めてないので

フォークリフトのタイヤの辺りに締め機を取るところがあると思うのでそこに

フックをかけ左右2カ所後ろに後ろに荷締めます。

ウインチで前に引っ張り、締め機で後ろに締め

3点を荷締めします。

これで積込終了です。

PTOのボタンを戻すのを忘れないでください。

PTOボタン

荷台を下げる

リフトをマスト上げ、かかえる

ウィンチで引っ張る

荷台を戻す

荷締めする。

PTOボタン

積んでいる時は安全運転を心がけ運転しますよう。

フォークリフトはいろいろな種類があり

メーカーによって操作方法が違いがあります。 

高さが高いものもあるので積込時 

地上からの高さを把握しておきましょう。 

 

リフトの荷卸作業

積み込みとほとんど変わりません。

PTOを入れて 荷台を下げる。

締め機をとり リフトのマストを上げ、かかえます。

サイドブレーキを下ろし

ウィンチを緩めればリフトは下がっていくので地面にしっかり降りたら ウィンチをとり

リフトのマストを戻します。

荷台を上げて作業終了です。

PTOを戻してください。

 

フォークリフト積込、荷下作業は難しいものではありませんが、安全第一に考え周りを気にして、積込・荷下作業をしましょう。

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